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つり人社:FlyFisherオンラインに『ダンケルド&マーチブラウンを巻く』が公開されました

FlyFisherオンラインに『ダンケルド&マーチブラウンを巻く』が公開されました。

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鮭鱒類を刺激する鮮やかなオレンジ色のハックルと、美しいブロンズマラードのウイングの組み合わせから、日本でも抜群の人気を持つダンケルド。高校生の頃、初めてこのパターンをカレンダーの写真か何かで見たという安田さんも、まずはその見た目に魅かれたという。その後、実際に巻くようになると、ウエットの釣りばかりしていた20代にはメインフライのひとつになった。当時はまだ国内の本流をウエットでねらう人も少なく、この目立つフライはアマゴ(サツキマス)にもニジマスにも効果が高かった。ただし、本当に機能するフライに仕上げようとすると、気を付けるべき点もいくつか見えるようになり、なかでも間違えないようにすべきポイントは「ハックルとウイングのボリュームのバランス」だという。
全体にオーバーボリュームのフライは、まず釣果が不安定になる。さらに、特にフックに軽めのものを使った時は、ボディーハックルが多めでウイングが少なめだと水中でフライがひっくり返りやすい。安田さんはウエットフライ全般に関して、経験的に大きめのウイングになるほど、巻き上がったフライの見栄えはよくなる一方、魚の反応は落ちると考えていることもあり、「ウイングは厚くしすぎず、ハックルは巻き過ぎない」点を必ず押さえるようにしている。ただ、ウエットは流れを受けた時の生命感も非常に大切。そこでハックルは少なめを意識して付けるものの、ファイバー自体は「おそらく普通の人より長め」にすることが多いそうだ。具体的には、ダンケルドのボディーハックルは、ストークの片側のファイバーは必ずむしる。また、流れの緩い場所でも使いやすいボディーハックルが多めのものがほしいと思った時には、その分、ウイングを片側2枚(合計4枚)にして厚みを持たせるなどの調整を行なっている。

ダンケルド&マーチブラウンを巻く | ARTICLES | FlyFisher ONLINE フライフィッシング専門誌フライフィッシャー オフィシャルサイト


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